ニキビ跡の治し方、ではなく、「消す」方法について書いてます。
ニキビ跡の悩みは多くの人が抱えていますが、症状によって消し方は違います。主に、色素沈着タイプとクレータータイプの2種類のニキビ跡があり、それぞれに適した対策が必要です。
なお、ここでは、「消す」方法について書いていきますので、「治し方」ではありません、念のため。
色素沈着タイプを消すには、コンシーラーとニキビパッチの二つの方法があります。
コンシーラーは、肌の色よりワントーン暗いコンシーラーを使用します。そうすることで、白浮きせず自然にカバーできます。
手順
1. 下地を塗る・・・化粧下地を全体に塗布します。
2. コンシーラーを塗布・・・茶色いニキビ跡にコンシーラーを直接置き、少し時間を置いてから指やブラシで優しくぼかします。
3. ファンデーションで仕上げ・・・上からファンデーションを重ね、肌色を整えます。
メイク方法
1. 化粧下地を使用・・・肌全体に化粧下地をなじませ、メイクの持ちを良くします。
2. グリーン系コントロールカラー・・・ニキビ跡の赤みを抑えるために、グリーン系のコントロールカラーをニキビ跡に使用します。
3. コンシーラーの使用
・・・暗めのコンシーラーをニキビ跡にピンポイントで乗せ、ブラシやチップでぼかします。
・・・肌色に近い明るめのコンシーラーを重ねて自然になじませます。
4. パウダーファンデーション・・・最後にパウダーファンデーションで全体をカバーし、仕上げます。
メイクでは十分にカバーできない場合、ニキビパッチを使用する、という方法もあります。
ニキビパッチは、ニキビに直接貼り付けるシールタイプのスキンケア製品です。主にニキビを外的刺激から保護し、悪化を防ぐ役割を果たします。
ニキビパッチは、余分な皮脂や汚れを吸収し、炎症を鎮める効果もあります。製品によっては、抗炎症成分が含まれているものもあり、ニキビの治癒を促進することが期待できます。
ただし、ニキビパッチ自体は医薬品ではないため、治療効果は限定的です。
ニキビパッチを使用する手順です。
手順
1. 肌を清潔にする・・・洗顔後、肌をしっかりと乾燥させます。
2. パッチを貼る・・・ニキビ跡に直接パッチを貼り、軽く押さえて密着させます。透明なパッチは日中でも目立ちません。
3. 使用時間・・・数時間から一晩置き、定期的に交換することで効果が期待できます。
凹凸のあるクレータータイプのニキビ跡は、色素沈着で書いた方法で「消す」のは困難です。そのため、クレータータイプの場合、皮膚科などの専門医に診察を受ける方が良いです。
医療機関では、レーザー治療やケミカルピーリングなど、より専門的な治療を受けることができます。
ニキビ跡の改善には時間がかかることが多いです。セルフケアにより「消す」方法もありますが、クレータータイプになると、セルフケアではムリ。そのため、ニキビ跡の形状を観て、適切な方法を選択し、継続的なケアを行い、ニキビ跡をケアしていきましょう。
ここで紹介した方法が、ニキビ跡に悩んでいる方の、少しでも助けになれば幸いです。